「ネパール国パンチカール市 第2地区 コロナ禍 低所得20世帯への家畜飼育支援による生計向上」
(一般財団法人ゆうちょ財団)

活動地域 カブレパランチョク郡 パンチカール市第2区(アナイコット地区)
期  間 2021年7月~2022年3月
活動内容 2020年度に同地区第1区で行なった活動に続き、第2区でも低所得農家の牛乳生産量増加と品質確保の取り組みを行い、地域の収入向上を目指しました。事業では、改良家畜小屋(餌場)の設置や高栄養価牧草・牧草裁断機の配布、家畜への予防接種と予防薬配布、家畜飼育管理研修の実施のほか、世界中に蔓延した新型コロナウィルス感染症に対する住民研修も行いました。

「ネパール国パンチカール市 第1地区 低所得30世帯への家畜飼育支援による生計向上」
(一般財団法人ゆうちょ財団)

活動地域 カブレパランチョク郡 パンチカール市第1区(アナイコット地区)
期  間 2020年7月~2021年3月
活動内容 低所得農家の牛乳生産量増加と品質確保の取り組みを行い、地域の収入向上を目指しました。事業では、改良家畜小屋(餌場)の設置や牛の尿収集用容器の配布、高栄養価牧草の配布と優良牧草の栽培、家畜への予防接種と予防薬配布、家畜飼育管理研修、有機堆肥作り研修の実施、牛糞による寄生虫検査と、家畜の飼育に関わる多岐にわたった活動を行いました。

「女性グループを中心とした植林と環境保全活動」
(公益財団法人 国際緑化推進機構)

活動地域 カブレパランチョク郡 パンチカール市
期  間 2020年7月~2021年6月
活動内容 地域の女性グループからの相談に応じ、道路工事などによる樹木の減少を起因とする土砂崩落防止の支援を行いました。事業では同市第3地区にある女性グループ「Seti Devi Women Farmer Group」や若者が中心となり、市行政と協議して地域の各世帯周辺部、共有林地区、土砂崩落地域、学校周辺で植林を実施しました。また2016年から3年間にわたり他の地域で実施した「バネパ市に於ける緑化」事業を参考に、住民参加の持続可能な活動を目指して、植林した苗木の管理・育成に関する講習会や環境教育の実施や、将来にわたり苗木を確保するため苗床の設置も行いました。この第3地区をモデルとして、本事業後も市内の他地域に植林を拡大していく予定です。

「アナイコット村、有機農業研修センターにおける女性利用者を配慮した施設改修工事」
(一般財団法人ゆうちょ財団)

活動地域 カブレパランチョク郡 アナイコット地区
期  間 2018年4月~2019年3月
活動内容 アナイコット村に建設した農業研修センターの施設を女性利用者に配慮した目線で改修し、機能を向上させることで、地域の女性の更なる活動促進をはかりました。本事業により、調理場の設置、トイレ・シャワー室の増築、宿泊室の改修を行いました。

「ネパール、カブレパランチョク郡バネパ市に於ける緑化」
(公益財団法人 国際緑化推進機構)

活動地域 カブレパランチョク郡 バネパ市
期  間 2016年7月~2019年6月
活動内容 街中の緑化と樹木の管理育成に関する啓発を目的として、3年にわたり住民参加型の植樹活動を展開しました。植樹の対象地は住民が日常的に利用する場所とし、樹木は持続性確保の観点から①維持管理が比較的容易、②成長が早い、③生存率が高いという条件を満たす1.5m以上の苗木(ヒマラヤ桜、ジャカランダ、銀杏など計6~7種類)を選定して、300本の植樹を行いました。また、事業後の苗木の供給が容易になるよう、市内に苗床を設置しました。活動の様子はショートムービーにまとめ、地元の青年クラブ等を通じてより多くの人々に緑化活動への参加を促すツールとして活用しています。

【ネパール地震復興支援】「ネパール国、カブレパランチョーク郡、パンチカール行政区(アナイコット地区)における生活基盤整備と女性グループを通じた地域の活性化」
(社会福祉法人 中央共同募金会)

活動地域 カブレパランチョク郡パンチカール行政区(アナイコット地区)
期  間 2016年4月~2018年3月
活動内容 2015年4月に発生したネパール地震災害後、被災したアナイコット地区の復興支援事業として、生活環境基盤の整備、女性グループを通じたメンタルケアと相互扶助の強化を実施。2年間の事業で、損壊した灌漑設備の復旧、トイレの修復・新規設置による衛生環境改善、および女性能力構築研修と持続的な収入向上への取り組みを行いました。

「ネパール、丘陵地における自然環境に配慮した循環型農業と景観保護を通じた生計向上」
(JICA草の根技術協力事業 パートナー型)

活動地域 カブレパランチョク郡、シンドルパルチョク郡、マクワンプル郡の4村
期  間 2012年6月~2017年5月
活動内容 自然環境に配慮した循環型農業の導入・普及と景観保護による農村住民の生計向上を目的とする5年間の事業で、以下の活動を行いました。
・IPM農法(Pest Integrated Management:総合的害虫・雑草管理)を取り入れた農業技術研修及び植林の実施、また農業用水確保のため施設整備。
・家畜の飼育管理研修と巡回指導。家畜の糞尿の農業への有効利用の指導と飼料の改良。
・IPM農法で生産した野菜の出荷促進。
・景観保護地区での清掃活動・ホームステイの受入れ。
・森林保全のための植林。
・家庭用燃料として使用するための、家畜の糞を活用したバイオガス装置設置。

「安心・安全野菜の販売促進」
(自己資金事業)

活動地域 カブレパランチョク郡
期  間 2014年9月~2017年5月
活動内容 農家の収入を向上させ、安定確保させる支援として、団体が導入・普及を図っているIPM農法(Pest Integrated Management:総合的害虫・雑草管理)で生産された安心・安全な野菜を、化学肥料等を使用して生産された野菜と差別化して適正な価格で販売できるよう活動を実施しました。事業では、カトマンズの近郊にIPM農法で生産された野菜の店を開店し、消費者と対面して販売できる機会を設定しました。

「ネパール カブレパランチョク郡デビタール村 冷蔵設備の建設」
(調布むらさきロータリークラブ)

活動地域 カブレパランチョク郡デビタール村
期  間 2015年10月~2016年3月
活動内容 町から遠く離れた距離にあるデビタール村に、集めたミルクを冷蔵貯蔵できるタンクを備えた施設を設置しました。ミルクの品質は価格の維持に影響するため、施設を設置したことで村の収入向上に寄与できます。

【ネパール地震復興支援】「ネパール国、カブレパランチョーク郡、アナイコット村有機農業センターの修復」
(一般財団法人ゆうちょ財団)

活動地域 カブレパランチョク郡デビタール村
期  間 2015年10月~2016年2月
活動内容 2015年4月に発生したネパール地震災害後、被災したアナイコット地区の緊急支援として、アナイコット村にある有機農業センターの修復を実施。同センターは村の人が集まる場所として機能しているため、地震により多くの家屋が倒壊した村で、住人が安心して集える場所つくりとして早急な復旧を行なった。

「リーダー農民に対する有機農業研修の実施及び農業研修施設の補修等」
(ゆうちょ財団 国際ボランティア貯金)

活動地域 カブレパランチョク郡 アナイコット村
期  間 2013年4月~2014年3月
活動内容  国際ボランティア貯金の平成24年度NGO海外援助活動助成事業として配分を受け、女性たちのための有機農業支援、農業研修センター、灌漑設備、ミルク冷蔵センターの設置など数々の事業で農業環境を整備しました。これらは現在もラブグリーンの重要な活動拠点となっています。より充実した事業地域とするためにフォローアップとしての農民支援と有機農業センターの修復も実施しました。


(2013年以前に実施したprojectはこちらから。)※工事中