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 村の自然環境を守り、その働きを生かし、資源を活用する循環型農業によって住民の生計向上をめざしています。

 村の緑を増やすために、当会が柱としてきた森林材(Forest),飼料用材(Fodder)果樹材(Fruit)を3Fセットにして個別に農家に配布して、各世帯周辺部に植えています。薪の使用軽減には牛の糞を活用して、毎日の煮炊きに必要なガスを発生させるバイオガス装置も導入しています。トイレも設置するため、衛生環境を整のえることになります。ガスを発生させた後の残渣は、畑への有機肥料として活用されます。

 村の主要産業は農業で、村の人たちの野菜栽培技術の向上を支援しています。化学肥料・化学農薬をできるだけ使用せず、有機肥料作りや有機農薬作り、虫取りの仕掛けを指導するIPM農法(Integrated Pest Management,総合的害虫雑草管理)によって安全な野菜作りを推進しています。溜池作りやビニールハウス作りなど、野菜栽培のため、様々な技術指導を実施し、生産力の向上に努めています。

 農家にとっては家畜支援も大切です。家畜の病気予防やミルクの収量をあげるために良質な牧草の紹介、家畜小屋の改良などが実施されています。

 この連関する活動を推進する農家のリーダー育成に、各村でモデル農家の養成を実施しています。モデル農家は、他の農家の人々がラブグリーンの推進する循環型農業を目で理解できるように活動を実践していきます。

 野菜の生産力が向上してきた農家は販売にも意欲的になってきました。ある村では集荷センターの設置や安心野菜専門店で販売など始めており、今後は出荷のマネージメントや、市場開拓に取り組んで行く予定です。

 マクワンプル郡バジャラバラヒ村は、伝統的な瓦屋根を持つ集落やネワール風な家並みの景観が残されています。この保護活動も事業のひとつであり、2014年11月に景観保護に取り組む住民グループができました。村の人たちとどのように守るべきか検討していきます。

 

 アナイコット村では国際ボランティア貯金配分を受けて、女性たちのための有機農業支援、農業研修センター、灌漑設備、ミルク冷蔵センターの設置など数々の事業で農業環境を整備してきました。現在もラブグリーンの重要な活動拠点です。より充実した事業地域とするためにフォローアップとしての農民支援と有機農業センターの修復を実施中です。