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 ラブグリーンジャパンとは

バジャラバラヒ村遠景

 特定非営利活動法人ラブグリーンジャパン(LGJ)は、ネパール国の環境保全、森林回復にわずかなりとも貢献しようと、1991年に8名の仲間によって設立されました。同時に設立されたネパール人のNGO「ラブグリーンネパール」(LGN)と共に、カブレ郡パンチカール盆地の村で住民自立支援活動をしてきました。


 首都カトマンズから東に50キロほど離れたパンチカール盆地が私たちの主なフィールドでした。この20年を越えて約100万本の苗木が配布され村人によって育てられております。私たちの支援は、植林の経験のない村びとに木を植えることの大切さを説明することから始まりました。飲料水、灌漑設備や貯水槽の設置、そして苗床や共有林での試験植林場づくり、研修センター兼現地事務所の建設、小中学校の修復、女性自立センター、有機農業研修センター、ミルク冷蔵センターなど、村びとと話し合って望まれる施設を少しずつ充実してきました。


 植林活動を進める中では<木を切らない>という方針から薪材に替るエネルギーとして牛糞を使ったバイオガス発生装置の導入を活動の中心にしました。この事業は多くの村人に理解を得て、現在900基あまりが設置されました。住民からの要望は 、資金面でごく一部の世帯にしか設置されてないのが現状です。


 また、対象村では化学農薬、化学肥料を使わない安全な有機野菜栽培への取り組みを様々な研修を通じて実施しています。環境に優しく持続可能な農業への道のりは長いですが、人口増加が著しい首都圏の農産物の需要が高まる中で、農家の収入に繋がる期待が膨らんでいます。

 

 2002年にNPO法人登録、2007年にネパール政府よりインターナショナルNGO登録認定を受けカトマンズに事務所を開設しました。2009年、パンチカールで実施してきた事業をモデルとして、シンドゥパルチョク郡、マクワンプル郡、カブレ郡におけるJICA草の根技術協力事業が採択されて、その後、続いて20126月より20175月まで農村開発事業を実施することになりました。

 

 私たちはこれからもネパールに暮らす仲間と一緒に、より豊かな自然環境の回復と収入を得ての生計向上を実現していくことを願って活動していきます。


理事長 相川 政夫